図形化された文字と文字列は分離して把握されてしまう?
種類 | 審判番号 | 条文 | 結論 | 商標 | 商品区分 | 審決日 | キーワード |
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不服 | 2009-10898 | 4-1-11 | 拒絶 | SUNNYX | 9 | 2010/2/1 | 図形化された文字 |
当審の判断(抜粋)
本願商標は、「SUNNY」の欧文字を書し、その右横に、右斜め上部から左斜め下部に至る斜線部を図案化した「X」の欧文字を配してなるところ、「SUNNY」の文字は肉太にして同じ大きさ、同じ書体、同じ間隔でまとまりよく表されているのに対し、「X」の欧文字を構成する右斜め上部から左斜め下部に至る斜線部は、通常の約2倍の長さを有し、各先端部に向けて細く描かれ、さらに、右斜め上部は、先端部に向けて大きさを小さくした四角形を波線状にして描いてなることから、「SUNNY」の文字と図案化された「X」の文字とは、視覚上、分離して観察され得るものである。
常に一連・一体としてのみ認識、把握されるものとは言いがたい?2010/05/26のこのコラムで紹介した2009-10900と真逆だな…。